低HDLコレステロール血症

健康診断の結果、HDL(善玉コレステロール)が少ないため精密検査が必要と言われた。通常は40mg/dl以上あるものが、33mg/dlしかない。あれ、とおもって過去の健康診断結果を見てみると、少なくともここ数年は同じ程度の値になっている。メタボリック症候群が話題になって、精密検査をするかどうかの基準が変わったのかもしれない。

いい機会なので、コレステロールについてちょっと調べてみた。

コレステロールは体にとって必要なもので体の隅々にまで届ける必要があるが、それ自体は脂溶性の物質で血液に溶けない。そこでリポ蛋白というものに包まれた形で血液中に存在する。悪玉コレステロール(LDL)と呼ばれるのは、コレステロールを肝臓から体中に届けるときの形で、善玉コレステロール(HDL)というのは余分なコレステロールを回収するときの形である。LDLが多いと血管壁に付着して動脈硬化などのリスクが増えるため悪玉と呼ばれ、HDLが多いとそのリスクが減るため善玉と呼ばれるが、どちらも体にとって必要なもので、適正値内に収めるのが望ましい。

【適正値】
-LDLコレステロール値140mg/dl未満
-HDLコレステロール値40mg/dl以上

実はLDLもHDLも食物から摂られるよりも多くの量が体内で合成されていて、単純に食べ物に気をつけるだけで調整できるものでもないようだ。コレステロール値に以上がある場合、以下のような事をすると効果がある。

【LDLが多いとき】
-食物繊維の摂取
-ビタミンCの摂取
-抗酸化栄養素の摂取
-肉の脂身(飽和脂肪酸)はあまり食べすぎない

【HDLが少ないとき】
-ビタミンCの摂取
-青魚(EPA、DHA)を摂取する
-ナイアシンを多く摂取する
-α-リノレン酸を摂取する
-禁煙する
-運動をする
-ポリフェノール(赤ワイン、ぶどうジュース)を摂る
-適度な飲酒は良い!