所有するなかで唯一のWindows機であるThinkPad R60eだが、行っている作業のほとんどがFirefoxとTeraTermを使っていることに気がついた。Windowsでなければ困る周辺機器は見当たらないし、ソフトウェアはVMWare上でWindowsを走らせれば問題ない。よし、Windows XPを消してFedora8に入れ替えてしまおう。
このThinkPad R60eはCPUがCore2Duo T5500/1.66Gで、チップセットはIntel 945GM Express、無線LANはIEEE802.11a/b/g対応のAtheros 5212、光学メディアはDVDマルチバーナーである。HDDは80GBでメモリは1.5GBに増設してある。
Fedora8のインストールは、ftp://ftp.jaist.ac.jp/あたりからFedora-8-x86_64-DVD.isoをダウンロードして、DVDに焼いて(Windows XPの最後の仕事!!)普通にインストールすれば何のエラーもなく終了。Xの画面もポインティングデバイスもそのまま使える。ネットワークも有線LANははじめから認識する。音も鳴る。
一手間かかったのが無線LANドライバのインストール。これをやるにはネットワークにつながないと大変で鶏と卵になりそうだが、有線LANが使えるので大丈夫。無線LANにはAtheros 5212というチップを使っているようで、これのドライバはmadwifiという名前でオープンソースとして公開されている。RPMパッケージも用意されており、Fedora用ではyumでインストールすることもできる。
まずはyumのリポジトリを追加する。
[root@r60e ~]# rpm -ivh http://rpm.livna.org/livna-release-8.rpm
そしてmadwifiをインストールする。いくつか依存関係にあるパッケージも同時にインストールされる。
[root@r60e ~]# yum install madwifi
そしてThinkPadを再起動すると、wifi0、ath0の2つのインターフェースが認識されている。wifi0はベースデバイスと呼ばれ、ath0はその上に作られたインターフェースで仮想APと呼ばれる。IPや認証の設定はath0を対象に行う。
[root@r60e ~]# ifconfig wifi0
wifi0 Link encap:UNSPEC HWaddr 00-19-7D-39-5E-87-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:75844 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:94418
TX packets:1476 errors:7 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:199
RX bytes:6138023 (5.8 MiB) TX bytes:88113 (86.0 KiB)
Interrupt:17
[root@r60e ~]# ifconfig ath0
ath0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:19:7D:39:5E:87
inet addr:192.168.1.16 Bcast:192.168.1.255 Mask:255.255.255.0
inet6 addr: fe80::219:7dff:fe39:5e87/64 Scope:Link
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1492 Metric:1
RX packets:3445 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:384 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:0
RX bytes:106451 (103.9 KiB) TX bytes:31779 (31.0 KiB)
まだIPアドレスや無線LANの暗号化/認証などの設定をしていないが、近所のオープンなアクセスポイントを掴んでしまったらしい。WPAの設定はまた別途。