PPGをはじめてもうすぐ1年。ここまでスクールに通った回数は22回。飛んだ本数は24本。予定ではそろそろ一人前になっているつもりだったのに、テイクオフもランディングもまだ不安が多い。天候や他の用事のため1~2本しか飛べなかった月やまったく飛べなかった月もあって、絶対的な飛行数が足りない。(グラハン数は十分だと思うが...。)そこで夏に取れていなかった休みを天候の安定するこのタイミングでとって、一週間PPG漬けの毎日をおくることにした。
10/18(土)、10/19(日)は情報処理試験の追い込みと本番。10/20(月)からスクールに通いつめる。平日はお客の人数も少ないので、効率的なスクーリングが出来ると思う。
月曜日は思ったよりもお客が多く、4人くらいいた。いずれも何回か会ったことのある人だし、そうでなくてもこのスクールはみな気持ちよく挨拶できる雰囲気なのでリラックスできる。この日は3本飛んで、はじめてローリングの練習をした。ローリングとはキャノピーを左右に揺らすことで高度処理をする技術で、まず右手を肩くらいまでぐっと引き、進行方向が45度くらい変わったタイミングですばやく戻す。ゆれが戻って垂直になったくらい(ちょっと曖昧。信じないように)のタイミングで左手を肩まで引き、ちょうどいい傾きになったら戻す。これを数回繰り返す。ここでやりすぎたり揺れがだんだん増幅していくと危ないので注意。ローリングを終了するときは、水平線を見てゆっくり回復させる。ここの部分の操作は体では出来てると思うが文章に出来るほど理解していないので書くのはやめておこう。
火曜日も別のメンバで数人いた。平日も意外と人が多いようだ。この日も3本。高度処理の技術として片翼折りと翼端折りを教わった。片翼折りは左手で左側Aライザーのラピッドリングあたりを握って下に引き、翼の一部を潰すというもの。当然機体は左に傾こうとするので右手を引いて水平と直進飛行を保つ。右手はかなり引かないとバランスが取れない。回復時は普通は左手のAライザーを離すだけでOK。左手のAライザーをコントローラだと思って、しっかり水平線をみてまっすぐ飛び続けるという意識が大切。高度400mくらいあれば落ち着いて練習する時間が取れる。ちなみに僕はAライザを引く際の思い切りがいまひとつ中途半端で、この日はあまり上手にはできなかった。
次のフライトで教わったのが翼端折り。左右のAライザーのさらに一番前のリングは両翼端につながっている。シンフォニーはそこが他とはマジックテープで束ねられており独立させることが出来る。そしてそこにテープ製のループがついているので、指を入れて左右同時に引っ張りおろす。そうすると左右両方の翼端だけが折れる。この状態ではコントローラは効かないので、Aライザーで左右のバランスを取って直進する。片翼折りよりも安全性が高いが、強い上昇気流の中ではぜんぜん効かない(降りられない)という話も聞いた。こちらも最初は腰が引けたが、難しいことはほとんどない。ただしコントローラとスロットルを持ったままAライザーのループを引くので、おもわずスロットルも吹かしそうになってしまう。慣れと落ち着きは必要だ。
高度処理の練習(および実践)をする際には、当然ながら安全高度を確保して行う。進行方向は風上に正対し(そのほうが安定する)、エンジンはアイドリング状態で、高度100mくらいまでには終了、回復をする。ランディングのための高度処理をする場合は、エリアによって(および風向によって)やる場所が決まっているので頭に入れておく。練習は風が安定しているときに行ったが、本当に必要になるのは強い上昇気流のある乱れた時だと思うので、日ごろから練習してよく身に付けておいたほうがいいと思う。
毎日往復100キロを車で通うのは大変だし無駄なので、テントを持ち込んでエリアでキャンプをした。久しぶりのテント泊で夕食は焼肉。ゆっくりできてなかなかいい。
水曜日は2人だった。フライトは3本。僕のテイクオフ時の癖として、エンジンパワーをかけるタイミングが遅く、かつパワーをかけた後にエンジンにもたれて(多少のけぞって)走ることが出来ず前のめりで走ってしまうという2点がある。エンジンパワーをかけるのが遅いとせっかく立ち上がったキャノピーのテンションが緩んで不安定になってしまう。また前のめりだといくら走っても離陸できず、エンジンの力を利用できないのでスピードも上がらず(足もついていかず...)、最終的にエンジンにもたれるときにまたテンションが緩んで不安定になりがちで、結果として長距離を走り、離陸方向が定まらないという悪いことだらけになってしまう。僕が感じている離陸の不安感はまさにここから来ている。今回のひとり合宿ではこれを克服すべく意識して練習をした。校長から2回くらい無線でリアルタイムの操作指示をしてもらい、少しずつわかってきた気もする。
木曜日は天気予報が悪く、お客はなんと僕一人だった。校長とアシスタントさんでスタッフ2人に対してお客は僕だけなのでなんとも贅沢だと思ったが、二人とも事務所の補修や草刈りをしていて、気兼ねがなくてかえってよかった。この日は天気が崩れる予定だったので早めに2本飛び、昼過ぎには撤収した。
金曜日は定休日で、次に来たのは土曜日。いつもの面々が集まっている。テイクオフもランディングもすこしずつコツが掴めてきて、納得のいく操作ができる回数が増えてきた。この日は混んでいたのでフライトは2本。
土曜の夜もテント泊。夕食はキムチ鍋。すこし大目に酒を飲んでいい気持ちだった。
夏休み最後の日曜日。この日もフライト2本。この休みでまとめて15本飛ぶことができた。続けて練習できたので、自分としてはかなり効果は上がったと思う。フライト数は通算で39本になった。この調子なら、年内に50本くらいにまで伸ばしてスクール卒業を狙えそうだ。