昨晩は快適だった。6時頃に目覚まし時計で起きて外を見ると、夜の間に雨が降ったらしいが、今は雲の間から空が見えている。外はまだ真っ暗だ。列車の時刻は9時前なのでホテルでゆっくりするが、8時を過ぎても一向に明るくならない。これは夜が長いなぁ。
2008年11月アーカイブ
都合により3週間弱の休みがとれたため、海外旅行に行くことにした。行き先はずいぶん迷ったが、準備期間がとれないし、世界的に景気も悪化しているので治安などの不安が少ない先進国がいい。また長期であるため見どころがたくさんある国がいい。ヨーロッパでまだ行っておらず、これらの条件を満たす国は?というわけで、フランスをぐるりと回ることになった。
PPGは空を飛ぶスポーツでグラハンはそのための地上練習なのだが、スクールOBの主催でグラハンの運動会が開かれた。空を飛ぶ技術では僕ら初心者はどうやってもベテランにはかなわないし、飛び方をようやくマスターしたようなレベルの人間が競争で一生懸命になってしまうと安全面で問題がある。その点グラハンなら安全の心配はないし、技術だけじゃなくて体力勝負の部分もあるのでがんばれば誰にもチャンスがある。それに初心者用のキャノピーは実はとても扱いやすく有利なのだ。
Linuxをはじめて触ったのはたしかWindows95が出る前。学生時代に初めて買ったPC(486DX2)をWindows3.1とSlackwareのデュアルブートにして夢中で遊んだ。Linuxの持つFreeで発展途上なイメージはネットワークやITが世界を変えるという期待感と同じベクトルを持つものでもあり、るんるんLinuxという名著のほかには入手容易な情報も少なく、Linux JapanというLinux関係者の愛の詰まった日本初のLinux専門誌を立ち読みしながら(買わなかった自分が情けない...)、わくわくしながらWindowsなら簡単にできることをLinux上で一生懸命やっては喜んでいた。
2000年に劇場で映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を見てすっかり打ちのめされてしまいながらも、主人公のセルマに魅入られてしまった。彼女を演じたのはアイスランド生まれの歌手ビョーク。映画のヒロインと実在の歌手とは別だとわかりつつも、当時手に入った彼女の全アルバムを買いあさった。
ビョークの歌はセルマの歌(もちろんビョーク作)とはぜんぜん似ていなくて不思議だったが、既成のリズムや音階、楽器の音を打ち破った彼女の曲は僕にとってはカルチャーショックで、ある時期ずっと聞き続けた。
そして2001年に発売された当アルバム。日本でテレビCMまで流れた代表作といえるが、僕にとってもビョークのベストアルバムだ。ノイジーで衝撃的な1曲目Hidden Placeではじまるこのアルバムは、5曲目のPagan Poetryで大きく盛り上がり、6曲目Frosti(インスツルメンタル)でいちど静かに沈み、そして7曲目のAuroraからまた別の世界を作り直し、12曲目Unisonでもういちどクライマックスを迎えて静かに終わる。まるでひとつの物語のようだ。ネット上の評価ではAuroraがいいという人が多いが、僕はPagan Poetryがベスト。車内で大音量で聞くと前が見えなくなって危ない。
この後のビョークは残念ながら僕にはわからない音楽になって行った。たぶん同じところにとどまっていられないアーティストなのだろう。いつかまた僕の求める音楽を横切ってくれるんじゃないかと期待して、今でもアルバムを追い続けている。