Linuxをはじめて触ったのはたしかWindows95が出る前。学生時代に初めて買ったPC(486DX2)をWindows3.1とSlackwareのデュアルブートにして夢中で遊んだ。Linuxの持つFreeで発展途上なイメージはネットワークやITが世界を変えるという期待感と同じベクトルを持つものでもあり、るんるんLinuxという名著のほかには入手容易な情報も少なく、Linux JapanというLinux関係者の愛の詰まった日本初のLinux専門誌を立ち読みしながら(買わなかった自分が情けない...)、わくわくしながらWindowsなら簡単にできることをLinux上で一生懸命やっては喜んでいた。
それから10年以上が経ち、Linuxは当時とは比べ物にならない(しかし期待と予想はされていた)ほどの発展と成功を収めている。僕も仕事として直接扱うことこそないものの、数年に一度は話題の最新ディストリビューションを入れてみたり、会社で部門サーバを立ち上げたりして1ユーザとして触れてきた。昨年は自宅サーバも立てて、安定稼動そっちのけでいろいろ遊んでいる。
完全に趣味的な動機ではあったが、合計すればそれなりの時間をかけて勉強してきた。せっかくなので体系的に勉強したい、身に付けたスキルを可視化したいという思いはあり、2002年頃にLPICの試験ができたときからいつかは挑戦しようと思っていた。数年前には受験申し込みまでしたのだが、都合が悪くなり直前キャンセル。今日まで先延ばしになっていた。
今回受験しようと思い立ったのは約2週間前。茶本、黒本は2006年に買ったものをそのまま使い、当時間違えた(×印の残っている)問題のみをチェックした。それに加えて今回は秀和システムの青本を買い、怒涛の模擬問題720問を解いた。青本は同じ様な問題が角度を変えて何回も出るので、学習効果が高いと思う。ただし異常なほど誤植が多いので、出版社のサポートページで正誤表を入手する必要がある。今回あらためて勉強した時間は20~30時間くらいだと思うが、問題集は9割以上解けるように準備した。
試験会場はCisco系の試験などでもおなじみのプロメトリック。101試験と102試験を連続で約120問3時間の試験だ。自腹で受験費用\31,500を出しているので気合も入る。まず101の試験が始まる。しょっぱなから見たこともない問題が5問くらい続いてかなり焦る。不安のある問題にマークを付けていったら、60問中15問くらいマークがついてしまった。見直してもわからないものはわからないので、一通り終わったら思い切って試験終了ボタンを押す。800点満点、合格レベル500点のところ僕は680点で合格。出だしの印象が悪かったので苦戦するかと思ったが、ひとまず安心した。
間に休憩などはとれず、引き続き102の試験が始まる。こちらは101よりも実務に近い問題が出るのでだいぶやりやすい。いいペースで回答をしていき、手ごたえはあったので見直しもしないで終了ボタン。結果は720点で合格。時計を見ると101をはじめてから1時間とちょっとだった。
スコアの傾向を見ると、101試験ではHardware&Architectureが57%、102試験ではPrintingが33%(^^;)、Documentationが40%と悪い。それ以外は70%~100%と十分な得点が取れている。悪かったセクションはぶっちゃけどうでもいいと自分で考えている分野でもあるので、とりあえずは満足な結果だった。
さてレベル1は無事に合格したが、これははじめから通過点としか見ていない。レベル2をとってはじめてまあまあがんばったと言えるかなというイメージを持っている。この勢いでレベル2も取っておかないと次に思い立つのが何年後かわからないので、帰りに早速問題集を買ってきた。
