超精細地球儀が欲しい

地球儀は大人のインテリアとしてちょっと欲しいアイテムだ。色合いや図柄、台のデザインをインテリアにあわせれば、机の上がぐっとインテリジェンスな雰囲気になる。実際に見たことはないが、グローバル企業のCEOの机の上などには本当にあるのかもしれない。

ところが大きな文具店に行ってもインターネットで調べても、これだ!というものに出会わない。巨大な地球儀は無理なので卓上サイズ、もしくは手のひらサイズがいいのだが、近寄ってじっくりと見たときにモノとしてのよさが伝わるものが見つからないのだ。

せっかくの地球儀なのだから、じっくりと眺めたときに旅をしているような気分になりたい。新しい発見が見つかるようなものが欲しい。それには市販の地球儀は情報量が少なすぎるのだ。理想はGoogle Earth。あれは本当に世界旅行ができる夢の地図だが、コンピュータ上の地図では所有する悦びが得られない。

僕のアイディアはこうだ。ソフトボールくらいの手に持てる大きさの地球儀に、マイクロフィルムばりの超微細な地図を書き込む。出来れば本当に透過フィルムで作って、中に点光源を入れたい。ぱっと見ると国境線も国名も目立たず、海の青と大地の緑で本物の地球のよう。この美しさでインテリアとしての価値を出す。

そして付属の高倍率ルーペで覗き込むと、ごく小さい文字で国名や地名が読み取れる。専用のルーペを使わないと見えない特殊インクなどが使えれば最高だ。よく見るとぎっしりとその国や地方の地理、歴史、文化の情報が書き込んであり、ひとつの視界だけ見ていても楽しめるのがいい。こんなこだわりの地球儀を小さな工房が手作りで作ったら、世界中の金持ちから注文が来るのではないか。

もうひとつ別のアイディア。丸い(出来れば球面)の画面でGoogle Earthを組み込んだ専用機なんかが出てきたら魅力あるアイテムになりそう。いまの液晶技術では球面は難しそうだが、リアプロジェクタとか有機ELを使えば出来ると思う。これぞまさに理想の電子地球儀。球面タッチパネル機能があって、指でなぞると回ったり拡大したり。パソコンでも似たようなことが出来てしまうが、(半)球面ディスプレイが採用できればオンリーワンの魅力になると思う。

地球儀のアイディアとしてはもうひとつ。ガラス製の精細な地球儀が欲しい。最も求めるのはインテリア性だが、飾りだけではなくよく見るとびっくりするくらい精細なのがいい。ガラス製の地球儀はゴルフボールサイズのペーパーウェイトはよく見かけるが、それよりも大きいものは見たことがない。本物のガラスが難しければ良質なアクリルでもいい。地球儀サイズの美しいものが欲しい。今の技術ならNC切削で簡単に出来そうなんだけどなぁ。

これを見た地球儀屋さん。ぜひ作ってください。そしてアイディア料はいりませんから、ひとつこっそりとプレゼントしてください。